この前、ABCホールの客席でリップクリームを口に塗ろうとしたら(口以外にどこに塗るんだ)、
蓋だけ落として、客席のえらく下の方へ消えていった。
「ああ!」
隣に座っていた
三谷さんに笑われる。
リップクリームの蓋。
これかなり重要なアイテムだぞ。
仕舞えない。
リップが仕舞えない。
蓋だけだと何の価値もないのに。
翌日ABCホールに行ったという橋爪未萠里ちゃんに僕のリップの蓋を拾っていないか尋ねた(冗談で)。
それを聞いていた
楠見薫さんに、
「ちゃんと名前書いてたん?」
と言われた(冗談で)。
書いてない。
そうか。
僕はリップクリームの蓋に名前を書いてないぞ。
だから紛失するのだ。
楠見さんは、本体のクリーム部分にもちゃんと名前を彫っているらしい(冗談)。
もしABCホールで僕のリップクリームの蓋を見つけたら、警察に届けておいていただけますでしょうか。
特徴は、8mmくらいの直径で、白いやつです。
よろしく。