June 30, 2011
僕は今、とんでもない状況にいる。
でも、ここで立ち上がらなければ、一緒に1ヶ月稽古を共にやってきた高阪くんに申し訳ない。
高阪くんも今頑張っているだろう。
僕も負けずに頑張りたい。
出演者降板のお知らせ
June 25, 2011
NMS「紛れて誰を言え」がまだ書き上がらない。
今年の2月に名古屋で既に20分バージョンをやっているので楽勝ムードだったが、思わぬ躓きがあって、リスタートがなかなか切れなかった。
ここにきて「20分のモノを60分に延ばす」という考え方を捨てて、前回リビングだった場所も捨てて、あと何を捨てたら書き上がるだろうか。
正一さんが今週末化石オートバイさんにご出演中なので、月曜までにはなんとかしなければ。
ていうか、永津さんは多分首を長くして待ってくれていることだろう。
ああ、申し訳ない。
ひとつ前の記事が「うどんツアー」であることも、ここにきて痛々しさが目に余る。
今、NMSを含めて4本の舞台に関わっている。
同時進行の数で言うと過去最多かもしれない。
これは気を付けて渡っていかないと、大きな事故に遭ってしまう。
きちんと手を上げて、左右確認して渡ろうと思う。
ただし、もう顔はこんな感じで蒼褪めているけれど。

June 23, 2011
お休みを利用して、香川県にて白くて細くて長くてコシのあるものを食べるツアーをしてきた。
振り返れば15年ぶりだ。
大学生だったあの頃は、友人の田舎に3泊くらいして、「うどんしか食べちゃいけない」ルールの下、最終日に参加者全員がギブアップして、モスバーガーにむさぼりついたという記憶がある。
今回は1日で4軒巡る。
結果的に最初3軒は2時間で回った。
本当は6軒くらいピックアップしていたんだけど、お腹が言うことをきかない。
丸亀市猪熊源一郎現代美術館にて杉本博司氏の展示を見たり、ゴルフ場に隣接されたやかましい喫茶店でチーズケーキを食したり、温泉施設で塩サウナに入ったりして「うどん気分」を再度盛り上げる。
いやぁ、讃岐うどんあっぱれ。
今回たいらげた記録写真を掲載して、さいなら。
谷川米穀店
山越
がもう
June 22, 2011
昨日は「空と私のあいだ」の稽古を休ませてもらって、「エダニク」の稽古に顔を出した。
悩ましい問題が浮上しているとのことで、僕もいっちょ噛みさせてもらおうと思って。
緩めの議論に参加して、読み合わせを拝見し、稽古後の飲み会で事は丸く収まった。
めでたしめでたし。
なんのこっちゃか分からないように書いてますが、いずれどこかで、たとえば
真夏の極東フェスティバル特設サイトなんかでこの話を公開することがあるやも。
へヴィチェックよろしくお願いします。
さあ、明日からは「空と私のあいだ」に集中だ。

しかし、西宮の空はいつも燃えているな。
で、西宮は食事のおいしいお店が多い。
June 20, 2011
「空と私のあいだ」の稽古場が今、非常に難しいところにあって。
″非常に難しい"なんてオブラートに包んでみたけれど、簡単に言えば辺鄙なところにある。
電車で行くと、片道700円くらい掛かるし、ドアtoドアで1時間45分はみなきゃいけないという。
そんなこともあって、最近は車で通っているのだけど、それはそれで悩みがある。
積載の問題だ。
大阪方面から通ってるメンバーがきっと僕同様に電車賃や距離に苦労していることが分かる。
だから、本来なら大阪方面から来る何人かを車に乗せて帰ってあげたいところだ。
しかし、役者総勢16名のうち、大阪方面から来るのが7人もいる。
僕の車は4人乗りだ。
内、僕が乗ることは許してもらうとして、3人を乗せることが可能である。
でも、7人いるのだ。
誰かを乗せれば4人があぶれる。
昨日はいよいよ変な感じなって(僕の心の中だけが)、なんだかとても申し訳ない気分だ。
比較的家が近い出演者の女優さんから「車いいなぁ」と言われ、
全然乗せて帰るのは吝かではないのだけど、女の子一人だけ乗せるのは多分互いに抵抗感があるので(僕が気にしすぎだけなのかもしれないけれど)、やんわりとまあ次の機会にと濁してみた。
で、僕は車を発進させたのだけど、交差点で赤信号で止まると、そこに劇団員の竹田桃子がもう一人別の女優さんと2人で歩いていて、目が合ったので「乗る?」と口走ってしまった。
「いいんですか?」
と大阪方面の2人は車に乗り込んだ。
そうなると、さっき「次の機会に」と断った彼女に申し訳ないような気がしてきて、桃子に電話してもらって交差点で待ってるからおいでと一緒に乗せてあげることにした。
10分くらいすると、他の出演者の方々に混じって彼女はやってきた。
その中には大阪方面に帰る人もいる。
しかし、僕の車の定員はあと一人だ。
桃子が車の窓を開けて「おーい」と呼ぶ。
(便宜上、桃子をデリカシーの無い人のように描いていますが、実際は気遣いのできる女性です。念のため)
彼女は屈託の無い笑顔で一人車に向かってきた。
(すみません、このくだりもデフォルメして書いています。彼女に非は何一つありません)
駅に向かって交差点を渡っていく他のメンバーの視線が刺さるようで...(僕の自意識過剰であってほしいけど)
そんな苦悩を抱えて僕は車通勤しているわけだけど、これを書いたのもきっと昨日交差点を渡っていった他の大阪メンバーへの言い訳をしたかったのかもしれない。
そういうわけで、よろしく頼みます。
何を?
June 16, 2011
どんなに大雨が降ろうが果敢に2回洗濯機を回す横山拓也です、こんばんは。
血で血を洗う地デジの時代ということもあり、最近僕も録画機能がついたテレビを手に入れたわけですが。
ご存知とは思いますが、あらかじめ毎週決まった番組を予約録画することもできて驚きです。
そんなこともあって、最近はここ数年でもっともテレビ番組を見ています。
長らく「録画」ということを諦めて、そうなると自然とテレビから遠ざかっていたんだけれど、まあなんて素敵な機能なんでしょうか。
しかし僕は、人間が犯した神への最大の冒涜が「録画」である、と思うのです。
突然「神」とか言い出すと、その存在の捉え方云々の話になってはいけないのでアレですが、「録画」は神の領域だと。
まあ、あまり深くは聞かないでください。
半月もブログを停滞させていたので、リハビリ的にこういった文章からまたやらせていただこうと思います。
次回からは「である調」に戻します。ってどうでもいい予告。
June 16, 2011
ある行動をする。
誤解が生じる。
誤解を解こうとする。
すると行動が崩れる。
というジレンマがあったとする。
僕はたとえ誤解が生じようとも、行動を崩さないために、しばらく続けてみようと思うのである。
よく分からない決意というものは、自分で思っておけばいいのだけど、断りみたいなものは書いておきたいと思うのが人の性。
さてさて。
明日は約三ヶ月ぶりのラジオドラマ打ち合わせだ。
長いスパンでやっております。
新しいアイデアを持っていかなきゃいけないので、今から考えをまとめようと思う。
「今から考えをまとめようと思う」って書いたけど、本当は「今から考えようと思う」なのだ。
しかし、万が一先方様がこのブログを読んでいたら「今から考えるのかよ!」って思われるのはまずいな、ということで、「考えをまとめる」としたのである。
既に考えていたことを今からまとめる、という印象を持ってもらうために。
「今から考えをまとめる」っていうのは、「今からまとめる」わけなんですが、「考える」行為がいつなされたかは明確に言われていないという日本語の妙。
そういう誤魔化しってすぐばれるもんだとは思うけれど。

阪急電車のネグラの上で、空が燃えていたよ。
June 01, 2011
June 01, 2011
元々お酒は弱い僕なのだけど、もう絶対にお酒を飲んじゃダメだと思う。
僕は一昨年の夏に、飲み会の帰り道、駅のホームで意識を失って線路に落下したことがある。
落ちてからもしばらく意識は戻らなかったのだけど、そのときは、親切な方がホームに設置されている非常停止ボタンを押してくれて、電車は僕の20メートル手前で緊急停止してくれた。
ということがあってから、できるだけお酒は控えてきたのだけど。
昨日、「空と私のあいだ」の稽古終わりで一杯飲みに行って。
その帰り、土田さんと出演者の岩田さん、劇団員の竹田桃子が同じ電車だった。
最終電車だったので、少し走って間に合わせた。
そのせいもあってか、お酒が加速度的に体内を駆け巡った感があり...
まあそのまま電車に乗って、4人で立ちながら喋っていたのだけど。
ちょとして、僕は血の気が引いていく感じがして、
「お、これはいかんな。目を閉じよう」
と誰に断ることもなく、休憩モードに入った。
すると、すごく晴れやかな音楽が聞こえてきて、天日干ししたばかりの蒲団の上に寝転がるような、ふわふわした心地良い気分になってきた。
菜の花みたいな黄色い小さな花が降り注がれ、シャボン玉が上空を舞う。ああ、気持ちいいな...
って思っていたら、
「横山くん!」
と土田さんの声。
軽く頬を叩かれて目が開いた。
蛍光灯や吊革が上の方にある。
あ、倒れたのか俺。
「土田さん。すみません、またやってしまいました」
桃子に教えてもらった目覚めたときの僕の第一声。
スーッと倒れていく僕の頭を支えてくれたのも桃子だという。申し訳ない。
意識のない20秒くらいの間、僕の黒目はとてもキレイに澄んでいたらしい。
いい大人なのに、車内で倒れたまま、水を飲まされたりする。
また親切なサラリーマンの方に席を譲ってもらって、正気を取り戻す。
相当落ち込む。
別にお酒が好きだというわけでもないのに、場に合わせて飲もうとしてしまう自分が情けなくて。
どうか皆様。
万が一僕がお酒を飲もうとしているところに遭遇したならば、どうにかして止めてやっていただけますでしょうか。
僕はそれにすぐに応じます。
もちろん飲まないように心掛けます。
元々飲めないのに、禁酒宣言みたいになってしまって恥ずかしいですが。