December 08, 2010
もういいか、と言いつつ書く。
第17回OMS戯曲賞。
その結果は他に譲るとして...。
僕は無冠ではありましたが、大層ありがたいお言葉をいただきました。
それはもう僕にとっちゃ大賞に値するような。
2008年のリベンジは一旦完結したと見て、また上を目指して進んで行こうと思う夜。



と、Twitterに書いてブログに何書こうかと思ったけど、これですべて言い表せているように思うので、もういいか。





と言いつつ...なんだか眠れん。


酷評に会場が凍てついた2年前のことを考える。
あのとき晒された「コクジンのブラウス」に、すでに「エダニク」に通ずる視点が入っていたのかもしれない...という今日の佐藤信さんの発言に涙が出そうになった。
(もし言葉を取り違えて僕が良いように解釈していたらごめんなさい)

あの日が僕の劇作家人生のリスタートになったことは非常に良かったのだけど、ただ一つ、自分が生み出した作品を守る言葉さえも放棄してしまったことは今も悔やまれていて。
それをこの度「エダニク」という作品が代弁してくれたのなら、これ以上に嬉しいことはない。

いずれ大賞を取る作品を書くことを期待されての選外と聞いた。
発奮。
OMS戯曲賞最終選考会はいつも僕にハードルを設定してくれる。
こんなにありがたい場面に巡り会えるのは相当稀有だと思う。

嗚呼。今すぐにでも何かを書き出したい気分。
「気分」で留めておこう。
(本当は2月の短編書かなきゃいけないけど)




なお、「エダニク」は来年8月にアイホールで再演します。
東京にも持って行くことになりそうです。
御念頭にお留め置きいただけましたら...幸いです。
diary |  3:45 AM