March 01, 2011
何だよそれ。
クンティカ.jpg

前に後藤ひろひとさんから教えてもらった京阪森小路駅前のネパール・インド家庭料理「クンティカ」に行ってみた。
杉森が出演していたカンセイの法則を観た帰り道のことだ。

バターチキンカレーが美味しそうだったので注文する。
店員の外国人の方が「ナンかライスはどうしますか?」と聞いてきたので、

「じゃあライスで」 とお願いしたら、

「別になります」 と単品のメニューを広げてくれた。

ほっほう。ライスは付かないのか。

「こちらのセットメニューならナンかライスが選べます」 と、スープカレーなどが対象の別紙のセットメニューを指さす。

でも僕はどうしてもバターチキンカレーが食べたかったの。
バターが生み出す「コク」への過大な期待があったのだ。

「じゃあ単品でライスも」 とお願いしたら、なんとライスの値段が400円だった。

「おお、高い」 と、思わず僕は口にしてしまった。

店員は笑って、「辛さはどうしますか?」と、別の話題を振ってきた。

ライスの値段には触れてほしくないのだな、と察して、辛さについては「甘口でお願いします」と伝えた。

しかし、ライス400円。
すき家のCM見たこと無いのだろうか、と思った。
ライスだけで400円だなんて、いったいどんなサフランライスが出てくるのだろうかと思ったら(サフランライスなら400円設定も仕方が無いと考えていた)、なんの変哲も無い、量も普通のライスであった。

この状況を誰かに伝えたくて、【こんなことなら冷凍ご飯を持ってくれば良かった】とツイッターで冗談を言ってみる。

僕はみみっちいのだろうか。
もしかしたら、多くの社会人の皆様は何の抵抗もなくライスに400円払っているのかもしれない。
僕の支払能力が低いだけなのかもしれない。
ああ、これはもしや恥をさらしているのだろうか。

そんなことを考えながら、僕は出されたカレーを食べるのであった。

美味しい。
バターのコクも決まっている。
なんだかんだ言って、満足した。


お会計。
僕は散々ライスの値段のことを考えていたので、合計金額も既に頭の中で暗算済みだった(計2品ですから)。
金額が告げられる。
思っていたより50円安い。
あれ、と思いながらも、支払能力のみならず、僕は暗算能力まで低いのかとガッカリする。
とは言え、安い分にはいいじゃないか。
支払を終えて、外に出て、レシートを見やると、そこに記載されていたのは、ライスではなく...


プレーンナンレシート.jpg



ナンだよそれ!




僕はお店に戻ってそのことを告げる、なんてことはせず、足早に駅へ向かうのであった。
diary |  9:22 AM