May 17, 2011
充電期間に突入。
売込隊ビーム充電前最終公演「俺のカー・オブ・ザ・イヤー」全日程終了しました。
と同時に、充電期間に突入いたしました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
劇団員のみんな、ゲストのお二人、スタッフの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
また、今公演のみならず、劇団で活動してきた15年間のうち、何らかの形で関わってくださった皆様、特に休団中のメンバー、退団したメンバー、出演してくれたゲストの皆様、劇団員のご家族、関西小劇場の先輩方、後輩たち、劇場スタッフさん、記者様、全員ありがとうございました。お疲れ様でした。
そして、僕たちの公演を一度でも観て下さったことがあるというお客様、本当にありがとうございました。
感謝と労いで一杯です。
そこに落ちてる石コロひとつにもお礼を言いたいほどにです。
おでこに「感謝」と刺青したいほどにです。



ふぅ。

とにかく、ひとまず終わったのだ。

深呼吸して。








劇団の歩みは少し止めることになるけど、演劇活動をストップするわけじゃない。

そんなこともあって、感傷みたいなものはない、と当日パンフにも書いたんだけど、舞台美術で10年以上関わってくれた清さんに打ち上げの席で泣きながら御礼を言われたとき、急に寂しさがこみ上げてきた。

清さんは4年前に出産され、現場に出にくい環境になってしまったのだけど、無理を言って舞台美術のデザインを引き続きお願いしてきた。
ここ数年、売込隊ビームの公演のスタートはいつも清さんのご自宅で美術プランの打ち合わせをするところからだった。
清さんからしたら、「そんな状況でも関わらせてくれてありがとう」と思ってくれていたみたいで、それを感謝していると言ってくれた。
そうか、僕らの充電によって清さんの舞台美術プランナーとしての活動も少しお休みの状態になるのかもしれない。


そんなことを思ったとき、急に色んな想いが溢れた。


清さんには「大人なんだから泣かないでください」って言ってみたけど、僕にしても危うい感じになってきて、おしぼりを何度も畳みなおす行為で涙をこらえた。


打ち上げ会場2軒目、深夜3時。


僕はこのあと自宅まで自転車で20キロの道のりを行くのだけど、それはまた別の話。
diary |  4:32 AM