February 07, 2013
今いる場所が、未来かもしれない。
昨日、台本を提供させていただいた専門学校の公演を観た。
作品は、2008年に売込隊ビームの若手公演に書き下ろした「隙だらけが好きなだけ」の改訂版で「今いる場所が、未来かもしれない」。
このタイトル変更は、2年くらい前に某プロダクションから映像台本がほしいと言われて、同作をリライトしたときに行い、しっくり来たのでそのまま今回も使った。

演出は中川浩三さん。
浩三さんには恩義がある。
あれは2003年だっけ。10年前。
まだ外部のお仕事なんてほとんど受けたことがなかった僕に、某専門学校の公演用の台本のお仕事を振ってくれた。「HOPE」っていうタイトルのオムニバス作品。
同年、その流れで、第一回HEP HALLプロデュース「ケツパン」(原案:中川浩三、演出:大塚雅史)の脚本に抜擢してもらった。


そんな浩三さんから今回、久しぶりにお話しをもらって、最初は「HOPE」を改訂して...ということだったのだけど、キャストの人数的に難しくて「今いる場所が...」に落ち着いた。


そして、これがなかなか面白かった。
僕が4年前にやったやり方とは真逆の「押せ押せ」な感じだったけど、押すことで役者を光らせることができるんだなーって思った。
浩三さんの芝居に対する熱量が伝わってくる演出。
若いからか、みんなキラキラだった。

そんな彼らが「エダニク」とか観たらどんな感想持ってくれるんだろうなぁ。
diary |  13:56 PM