・リンパの腫れは抗生物質のおかげで治ったようだけど、入れ替わりで風邪をひいた。流行ってるみたい。
・昨日パンチラに関するツイートをしたら、あまりに反応が多くて驚いた。「パンチラ見てから37度の微熱...」っていうつぶやきをリツイートされた笑。みんなパンチラが好きなんだね。
・iPhone5Sに機種変して、物欲が満たされた。指紋認証がスゴイ。
・ProとAirの2台持ちになって、Dropboxの偉大さを改めて思った。無料版は90日間アクセスしなかったらデータが消失するらしい。覚え書き。
・今書いてる台本を9月中に目処つけたい。本当は8月中に片付けたかったやつ。
・10月からはLOOPの稽古に入る。ラジオドラマから考えたら3年継続している。この企画はもっと前に映画化の話もあって色々動いていたんだけど、ダメになっちゃったんだよな。
・三重や東京で観たい芝居があるんだけど、状況が許さない。状況ってヤツはよぉ。
もう1年以上、お芝居を観たらツイッターに感想書く流れが出来てしまい、そのことで少し気になっている。
観たのに感想書かないままにしている舞台についてだ。
この前、稲田マリリンに指摘されるまでは気づかなかった。
そんなに僕のツイートを追いかけてくれている人はいないだろうけど、
「横山くん、劇場で見かけたけど感想書いてなかったな。面白くなかったのかな」
という人が少しでもいたら困る。
僕が感想を書かない舞台の一番の理由は、「感想書くタイミングを逃したから」である。
ただただタイミングを逃しているのだ。
しかし、どうしてタイミングを逃すのか。
それは感想の書き方が分からないときに、後回しにして、そのままになってしまうからだ。
感想を書くときは基本的に好意的に書く。
芝居の中で、自分には到底叶わない部分に着目して書くことが多い。
親しい関係者がかかわっているときは、その人について書いたりする。
「感想の書き方が分からない」作品は、僕が捕まえきれなかった作品だ。
書こうと思えば、俳優のことや演出的なことなどを抽出して書けるのだろうけど、そんなことじゃなくて、〝僕はもっと大変なコトを目撃したはずだ〟と思うと書けない。
自分がその業界にいるせいもあるけど、「よく分からなかった」と書くのは恥ずかしいし、なんか作品にとってマイナスな印象さえあるから避けたい。批判的な感想を持ったら、直接伝えた方が健全だし。
なぜ「よく分からない」のか。
それは、僕の芝居の見方のせいだと思っている。
半分職業病で、脚本の構成や展開やセリフを追いかけて観ることが多く、出てくるワードの意図や意味付けを探ろうする。
それが、分からなくなってくると、「違う。もっと視覚的に観なきゃ!」とか「空気だ。空気を観ろ!」とか更によく分からない見方をし始めて、見失うのだ。
他にも、単純に自分の読書量が足りなくて、ベースになっているモノに気づかないこともある。
でも、僕は捕まえきれない芝居も好きだ。
会話を中心としたストレートプレイが一番好きだけど、基本的に舞台芸術全般愛している。
未だ食べたことない複雑な味の料理を食べて「なんじゃこりゃ」って言うのは悪くない。
食事なら「なんじゃこりゃ」って笑い合えるのに、芸術作品は「なんじゃこりゃ」って言うのが怖い。
作品のことが〝分かる〟人から嘲笑されるのが怖い。
そういう人、多いと思うんです。僕も含めて。
これがツイッターに感想を書けない理由なんだけど、よく分からなかった芝居も「なんじゃこりゃ」って笑い合えたらもっと豊かになるのに。
創り手もそんな感じでワイワイやってくれてる方が嬉しいはずなんだ。
(*芸術批評についてはもっと書きたいことはあって、これだと浅はかな見解を並べただけだということは自覚しているつもりです。あくまでも「140字で書く、お芝居の感想」についてのことです)
さて。
昨日は壁の花団「ザサン」を観た。
壁の花団初見。
この流れで言ってしまえば、僕には捕まえきれなかった。
出てくるワードとエピソードを、僕の頭が世の中の事象に照合しようとしてしまうけど、全然うまくいかない。
俳優の技術は高いし、出てくる言葉の材料にはワクワクするし、空間と作品の世界観もマッチしている。
でも、そんなことじゃなくて、僕はもっとすごいことを観てきた気がしている。
だって、今もそのことを考えてしまっているんだから。
ただ、今はまだ「なんじゃこりゃ」の中にいる。
たとえば飲みの席で。
その場にいない役者Aさんの話題が挙るとする。
B「この前のAさんが出てた舞台すごかったですね」
C「あーそれ見逃しました」
B「じゃあ春にやってたAさんの舞台は見ました?」
C「いや見てないですね」
B「あれ、Aさん嫌いですか?」
C「いや別に嫌いとかじゃないですけど、Aさん追いかけるほど興味はないですよ笑」
B「笑」
という会話があったとして。
どこでどう伝わったか、「CさんはAさんに興味がない」という情報だけが一人歩きする。
この会話の中に、Cさんが自発的にAさんを批判しようとした意図は見受けられない。
でも、僕たちがテレビやインターネットから仕入れてる情報ってこのレベルだよね。
という認識を持たないといけない。