June 27, 2013
改めてiakuの作品を解説してみる。
iakuは大人のエンターテイメントを作っている。
エロい意味ではない。
大人って、自分の中に存在する野望とか、悪意とか、羞恥心とか、虚栄心とかを巧みに隠して生きている。
巧みに隠しているのに、たまに垣間見えてしまう。
その見えちゃったものを、見ないフリしたり、冗談ぽく指摘してみたり、開き直ってみたり。
そして、そんなやりとりを上手に忘れるようにして生きている。
嗚呼、人間味溢れているなぁ。
「人間味」っていう言葉が好きだ。
それが現れる瞬間を見て、愛おしくなる。
自分ではそんな瞬間おくびにも出したくないのに、他人のそれは慈悲の心で受け止めたい。見つめたい。
演劇なので、そうやって現れたモノから口論を発生させて、醜い姿や哀れな姿をジロジロ眺めてもらう。
っていうのが僕の作品の「核」。
「人間味」が笑えて泣ける。
そんなエンターテイメント。


八尾プリズムホールが広いので、まだまだたくさんのお客さんが入れます。
これが今一番言いたいことです。
diary |  20:26 PM