June 13, 2013
タカハ劇団「ブスサーカス」。
東京のタカハ劇団がはじめて大阪で本公演を打つ。
僭越ながら、パワープッシュ推薦文を書かせてもらいますよ。
僕ファンだから!

作演の高羽さんとは3年くらい前にお仕事でご一緒して、それからタカハ劇団の本公演3本、他団体に書き下ろした作品を1本観させてもらったことがある。
たぶん関西演劇人の中では高羽作品について最も詳しいだろう僕です。
だから説得力3割増でお伝えしたい。

「ブスサーカス」の再演。
去年、渋谷のルデコで上演したのを観たけど、すごい面白かった。
女優陣抜群に上手い。
登場人物全員〝顔が〟じゃなくて、〝人間が〟ブスなの。醜いの。哀しいの。
女性という「動物」が僻地の密室で蠢く。狂気にさらされる。
僕の好きなイヤ〜な空気の会話劇だった。
それでいてきちんとエンターテイメント。そうでなきゃね。
本当に高羽さんてその辺のバランスの取り方が巧み。
めっちゃ恐いのに笑えるんだもんなー。
痛々しい人間関係を観察するのが好きな人、たまらんと思います。
僕もそっち系なので微妙なライバル心ありますが、東京の劇団で面白いところを教えてって言われたら、必ず名前を挙げる劇団です。


去年、僕はiakuの活動方針に則り、大好きな東京の劇団、箱庭円舞曲の大阪公演をサポートさせてもらったけれど、タイミングが合えばタカハ劇団のプッシュイベントなんかも組みたかったくらい。
自分とこの本公演と時期が重なってしまったのでiakuとしては絡めなかったけど、個人的には本当に観てほしいと思う。
6月21日〜24日@インディペンデントシアター1stにて。

去年コモンカフェで箱庭円舞曲観てくれた人(もちろん本公演も)、今年中之島文化祭でオイスターズの短編観てくれた人、分かってもらえると思うんですが、僕の推薦枠の信頼度って高くないですか?

大阪でこういう作品がたくさん掛かって、〝嫌な感じ〟の会話劇の評価が高まって、iakuにもお客さんが流れてきますように!
と、いつも最後は自分とこの宣伝と願望で〆。
diary |  10:57 AM