売込隊ビーム所属、劇作家・演出家、横山拓也のブログ
October 09, 2010
陰鬱で、斜に構え、人を見下したような視線を送る案山子があんまり小憎かったもので、こいつの周辺の米だけ食い荒らしてやろうかと思ったけど、僕は(人は)口腔内で脱穀できないのでやめた。
温情。
アイスクリームマンの舞台美術打ち合わせはスムーズだったよ。
稽古開始時には図面があるというありがたさ。
はあ、ありがたや、ありがたや。
October 07, 2010
秋めいて 芋の菓子食い 明日も元気
いただいた「たねや」の和菓子を食す。
秋だ。
雲も秋だね。
僕の秋の予定。
チェーホフの戯曲を図書館で借りたのでまとめ読みする。
ありがたいことに、探していた吉村昭の「海も暮れきる」をもらったので読む。
ハーモニカの練習。
お芝居たくさん観なきゃ。
劇王に参加する作品の起筆も。
アイスクリームマン舞台美術打ち合わせは明日。
そして来週から稽古だ。
October 05, 2010
散々この場で宣言していた自転車の旅。
行ってきたよ。
自宅から姫路まで自転車。そしてフェリーで小豆島に渡り、島内をまた自転車。
自転車走総距離150キロ。
何より姫路までの100キロが辛かった。
雨にも降られたし。
小豆島内のアップダウンもきつかった。
帰りに再び雨に降られたし。
しかし、滞在中は晴天に恵まれてラッキー。
芸術祭の関係で、小豆島から直島に渡る高速艇が出ていたので直島にも上陸する。
現代アートをどう見るか。
みんなが作品を前にして、どんなことを感じているのか知りたかった。
僕はその基準を「舞台美術として面白いか」として、楽しんだ。
小豆島に戻ってから見た「小豆島の家」がとても良かった。
直島でバス待ちのときに喋ったおじさんは、今回の芸術祭で既に40作品以上見たというが、
この「小豆島の家」が最も良かったと絶賛していた。
アーティストと認められた人が「これはアートです」と言い切れば、その時点で作品になるのかもしれない。
体感できるものは無条件に楽しめて良いと思う。
小豆島に降り注ぐ太陽はもうアートだった。
September 28, 2010
南河内万歳一座の三浦さんなんかが中心になってやってるサッカーチームがあって、
僕もそこに所属させてもらっているのだけど。
毎週日曜日にやっているのだけど。
僕は幽霊部員なんだけど。
それでも年に数回は参加するのだ。
この前の日曜日、冬以来、久々にサッカーしてきた。
当ブログの最初の方の記事で書いた、やたら安売りしていたスパイクを抱えて。
筆おろし。
もう涼しくなっているだろうと高を括っていたら、太陽がギラギラしていた。
秋の雲がフェイクのような空。
久々に元ビームの菊地さんにも会った。
さて、サッカー。
普段運動らしい運動もしていない僕は、早々にへばってしまい、息が上がり、無駄に日焼けだけするという。
そんな感じだった。
もし、Jリーグのスカウトの人が来ていたら、こんなに体力のない僕を見て、プロでは通用しないと宣告して帰ったであろう。
「残念だ」とか、「収穫無し」とか、「がっかりした」とか、散々陰口叩かれたであろう。
ふぅ。
Jリーグの関係者が来てなくて本当に良かった。
本当に。
それにしても、1日経った今も、僕は両足筋肉痛だ。
手術で足にインドメタシンを配合したい。
手術はリスクが高いから、やっぱり皮膚に塗ろう、バンテリン。
バンテリンって今ちょっと見栄を張ったけれど、本当はドラッグストアでバンテリンの横に置いてあった、バンテリンとほぼ同じ成分の、バンテリンに良く似た、バンテリンより安い、バンテリンのパチモンの塗り薬である。
さて、何回バンテリンって言ったでしょーか。
September 26, 2010
自転車屋さんの店主の態度が気に入らず、気分を害した話。
僕 「自転車の点検をしてもらいたいんですけど」
店主 「どうしました?」
僕 「ブレーキの利きが甘いような気がするのと、タイヤの空気が乗ってなくても抜けているように思うので見てもらいたいんですが」
店主 「それは点検じゃなくて修理ですわ」
僕 「ええ。もちろん修理が必要だったら修理をお願いしますけど」
店主 「(僕の自転車のブレーキを握って)ええ? これでブレーキ利いてないわけないでしょ」
僕 「そうですか?」
店主 「タイヤは? 前輪? 後輪?」
僕 「前輪です」
店主 「これ抜けてる状態ですか?」
僕 「ちゃんと空気入れてるんですけど、数日経つと、こんな感じになるんで」
店主 「この程度だったら別に... 空気はちょっとずつ抜けるもんですからね笑」
僕 「ああ、そうですか、もう結構です」
ちっとも親身になってくれやしない。
終始小バカにしたような半笑いで、どうにも腹立たしい。
こういう嫌な感じの人は、僕の作品の登場人物にしてやる。
その与えるダメージの少なさ。
いやゼロだろ。
September 25, 2010
またタイカレーを食べた。
「また」って言う程だろうか?と自問してしまうけれど、ご愛嬌。
神保町のメーヤウのチキンカレーや京都のアオゾラカレーみたいな甘いタイカレー、自分で作れたらカレー屋開くのに。
甘口、好きだ。
辛くなくておいしいタイカレーがあるお店、ご存知でしたら教えてください。
甘口と言えば、ラベイユというハチミツ専門店で売っている、ギリシャ産のタイムのハチミツがとても美味しい。
世界一おいしいハチミツと銘打っている。
これが本当においしくて、夜な夜な舐めたい程。
誰か。
おくれ。
ください。
September 24, 2010
ツイッターに特に書くことがない。
例えばこんなこと書いても無益だもんなーって思う。
「脇腹をなんかの虫に刺されて痒い上にボコボコになった」
「胃が痛いのに腹が減る」
「寒くて眠くて雪山かと思う」
すべて、なう。
September 20, 2010
台本が出来たので、街へ飛び出した。車で。
KEENのjasperを購入した。褒美じゃ。
その後、芝居を観るために1stへ向かう。
実に、台本を書き上げた瞬間から1時間の出来事。
靴買っただけやん。
昨日は石原正一さんが主催する、中崎町ミュージアムスクエアの3回目、「幸福論」を観劇。
本日は田渕法明一人芝居「廻る!すねいく郎」を観劇。
前者はマリリンが劇作、後者は末満くんが作演。
同世代、51会のメンバーが頑張っていると刺激になる。
あ、しまった。
僕は51会には呼ばれていなかったのだ。
呼ばれてないのに、「51会のメンバー」を名乗ってしまった。
見栄を張ってしまった。
ちなみに51会とは、4年前に末満くんが51年度生まれの同級生の役者・スタッフを結集させてやったイベントのことです。
「幸福論」はカフェでお飲み物をいただきながら観るにはハード過ぎて、そのアンバランスさが楽しめた。マリリンの私小説的なフィクションは、つげ好きの僕のツボをいい感じに押してくれる。港で死んだサメを棒で突くシーン、素敵だった。
「廻る!すねいく郎」はそのキャッチーなタイトルとは裏腹に、アンタッチャブルなところに触れてくる、とても着眼点が面白い作品だった。なのに、バックトゥザフューチャーを観ているようなスペクタクル。田渕君が千秋楽まで正常でいられるかが心配だ。
中崎町ミュージアムスクエアは来年僕も一本劇作させてもらう。
もうやりたいことは決まっていて、早く書き出せたらいいなぁ。
正一さんにちょっと無理を言ってお願いしていることもあり、色々ご報告できるようになったらまたします。うん、そりゃすべきだ。
September 18, 2010
それにしても、どうして街の美容院はどこもかしこもCAFEの装いを呈しているのだろうか。
わざとやっているのか?
喫茶店探してるときに、「あ、あそこでいいや」と思って近付いたら美容院という。
苦虫を噛み潰したような顔で、坊主頭かざして店の前に立ち尽くしてやろうか。
どうだ、美容師たち。
そんな僕は、本日バリカンで頭を刈っている際、6mmのアジャスターで刈らなければいけない箇所を、間違えて3mmで入れてしまい、一部、犬が病気になったみたいな頭になってしまった。
犬が病気になったみたいな頭。
自分で言っときながら、とてもうまく例えられたと思う反面、それなりに参っている。
3日くらいで生え揃ってくれたらいいけれど。
ダメなら、3mmで揃え直さなければいけない。
こういうときって上手くいかずにドツボにはまるのだよね。
昨日はkissesの第3回打ち合わせ。
谷町六丁目の空の下にて。
一応、何らかの形でラストまで見える台本を持参できた。
今はその≪何らかの形≫を外すがごとく、せっせと執筆の続きをしている。
セリフを書くのが非常に楽しい。良いことだね。
September 13, 2010
夜型生活のサイクルに突入しているが、あまり気にしないでいる。
昼も夜も、それなりの時間、机にかじりついているけれど、机というものはなかなか丈夫で歯型ひとつ付きやしない。
木製だというのに。
そろそろかじりつくのは止めにして、パソコンをカタカタとやろう。
こうパソコン本体の片側を1cmほど持ち上げて、右に左に揺すればカタカタできるだろう。
既にお気づきの方も多いと思うが、カタカタとはそういうことじゃなくて、キーボードを打つときの擬音を言っているのだ。
上記は(机の件も含めて)冗談なので安心してほしい。
NHKの日曜美術館で瀬戸内国際芸術祭が取り上げられていた。
もう祭りも終盤。
小豆島の家を訪ねてみたい。
以前、このブログで自転車の旅に触れたとき、「島は山だから懲り懲り」的なことを書いておきながら、舌の根も渇かぬうちに昨日「西なら島」宣言をした僕としては、小豆島は外せないね。
宴劇会なかツぎさんを観劇。
沖縄もいいなぁ。