売込隊ビーム所属、劇作家・演出家、横山拓也のブログ
March 11, 2011
突然ですが、僕は中学2年生のときに教頭先生に往復ビンタを喰らったことがある。
掃除の時間にふざけていたことが度重なっての指導であった。
往復ビンタなんて後にも先にもこのときだけの経験である。

で、僕はこの話を飲みの席などでたまにすることがあってですね。

僕はその往復ビンタを「修羅の門」という漫画に出てくる【浮嶽・ふがく】という相手の攻撃の力を逃がす技を使ってほとんどダメージを受けなかった、というちょっとした自慢話をするのです。
(自慢話なのか!?まあそれはいいとして)

ところが、裏を取ってみたら、これが【浮嶽】じゃなくて、【浮身・ふしん】という技だった。
ここに訂正してお詫びしたいと思います。


≪技の解説(ネットで拾ったもの)≫

浮嶽...拳を頭の上に乗せ、頭ごと突き上げる技。「嶽」は山のことで、山を浮かせるという意。

浮身...自らの体を綿のように柔軟にし、相手の攻撃の力の方向に飛び、衝撃力を削減する技。



浮嶽なんて使ったら、僕はきっと少年院に入っていただろう。

道理でこの話をするとき、みんなの顔が強張っていたのだな。

僕が使える陸奥圓明流奥義は「浮身」だけです!

ご安心あれ!
diary |  0:05 AM
March 08, 2011
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週末は食中毒をくらってエライ目にあった。
何事も被害に遭わないように暮らしていきたい。

お腹をいたわろうと思ってこしらえたうどんの賞味期限が去年の11月だったり、薬味に添えた柚子胡椒の賞味期限が2年前だったり、舌の根も渇かぬうちに大胆な食事を摂ってみる。

月曜日。体が動くようになったので、小原さんの「工場日記」を観に行く。
シアターカフェNyanに初めて訪れて、使ってみたい小屋だと思った。

その前に立ち寄った雑貨屋さんにて、「死なない子供、荒川秀作」「ヘヴンズストーリー」「四つのいのち」のチラシを手に取って見ていたら、目の前に置かれたiPadからこの3つの映画の予告編が順番に流されて驚いた。

芝居が終わった後は、アイホールの山口館長と昔ハイプロで演助についてくれた役者の山口あーちゃんと蕎麦屋に入る。タケノコの天麩羅がむちゃくちゃおいしい。固形物をおいしいと感じられたので、もう治ったのだなと思った。
diary |  14:25 PM
March 04, 2011
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こういうこともなくはないと思う。

駐車場にスニーカーがポツン。

しかし、子供用ならまだしも、大人用。
大人「用」って言わないですね。オムツ以外で。



想像するに、土足厳禁にしている車に乗り込んだ後の残骸だろう。



接近。
靴02.jpg



この先、車を土足厳禁仕様にした場合の四方山話を書いてみたけど、台本で書くことに決めたので消去した。

「俺のカー・オブ・ザ・イヤー」を宜しくお願いします。





昨晩はその「稽古開始直前!前夜祭」というイベントがあった。
休団のことや、充電のことや、漏電のことや、命中率や、100パーセントや、カレー、新作のモチーフなどなど、結構たくさん喋った。
昨日ぶっつけでやった台本は、本番ではきっと面白くなっているので猶予をいただきたいです。
美味しそうだったカレーが売り切れて食べられなかったことだけが残念。

終わって解散してから桃子に電話したら、逆に呼び出されてバースデーを祝わされた。
「祝わされる」なんて滅多にしない言い方をあえてしてみたけど、6人ほどでこぢんまりとチマチマ飲んだ。
最近覚えた熱燗で、いつの間にか僕はめでたいバースデーの席で管を巻く格好になっていて、猛省。
そして、またもや終電逃す。
電車よ、そこにあるのなら動いてくれ。電気台払うから!って思う。


しかし。
電車のすべてのシステムをオートメーション化することは今の技術できっと可能だと思う。
人件費を削減し、夜の電力を使えば今と同等のコストで24時間電車を走らせることもできやしないだろうか。
ちゃんと計算したらきっと合わないのだろうけど。
それに、タクシー会社やカプセルホテルは大打撃だ。

嗚呼ニッポンの経済!
diary |  22:52 PM
March 02, 2011
大人の皆様.jpg

だそうです。

倒置法が素敵だ。


ブログがVOW化しないように気をつけよ。




さて。
バターチキンカレーを食べた後は、七夕会だった。
年に一回くらいの割合で開催する、sundayウォーリー木下さんと伏兵コード稲田真理さんとの3人の集いを「七夕会」と称していることは今回初めて知った。
聞いていたのかもしれないけれど、僕の中で定着したのが今回だった。

僕はこの会合をいつも相当楽しみにしていて、今回も終電を逃すほどに話し込んだ。
このたび、木下さんを僕の親友として迎えることに決まったし、マリリンの作品については今後も僕に語らせて欲しいと思う。

どうですか、この不遜で横柄な物言い。
決してそんなつもりはないのです。
控え目かつ穏やかに、でもズケズケと行きたいとは思っています。
これからも宜しくお願いしたいところです。
また一年後くらいに!
diary |  21:19 PM
March 01, 2011
クンティカ.jpg

前に後藤ひろひとさんから教えてもらった京阪森小路駅前のネパール・インド家庭料理「クンティカ」に行ってみた。
杉森が出演していたカンセイの法則を観た帰り道のことだ。

バターチキンカレーが美味しそうだったので注文する。
店員の外国人の方が「ナンかライスはどうしますか?」と聞いてきたので、

「じゃあライスで」 とお願いしたら、

「別になります」 と単品のメニューを広げてくれた。

ほっほう。ライスは付かないのか。

「こちらのセットメニューならナンかライスが選べます」 と、スープカレーなどが対象の別紙のセットメニューを指さす。

でも僕はどうしてもバターチキンカレーが食べたかったの。
バターが生み出す「コク」への過大な期待があったのだ。

「じゃあ単品でライスも」 とお願いしたら、なんとライスの値段が400円だった。

「おお、高い」 と、思わず僕は口にしてしまった。

店員は笑って、「辛さはどうしますか?」と、別の話題を振ってきた。

ライスの値段には触れてほしくないのだな、と察して、辛さについては「甘口でお願いします」と伝えた。

しかし、ライス400円。
すき家のCM見たこと無いのだろうか、と思った。
ライスだけで400円だなんて、いったいどんなサフランライスが出てくるのだろうかと思ったら(サフランライスなら400円設定も仕方が無いと考えていた)、なんの変哲も無い、量も普通のライスであった。

この状況を誰かに伝えたくて、【こんなことなら冷凍ご飯を持ってくれば良かった】とツイッターで冗談を言ってみる。

僕はみみっちいのだろうか。
もしかしたら、多くの社会人の皆様は何の抵抗もなくライスに400円払っているのかもしれない。
僕の支払能力が低いだけなのかもしれない。
ああ、これはもしや恥をさらしているのだろうか。

そんなことを考えながら、僕は出されたカレーを食べるのであった。

美味しい。
バターのコクも決まっている。
なんだかんだ言って、満足した。


お会計。
僕は散々ライスの値段のことを考えていたので、合計金額も既に頭の中で暗算済みだった(計2品ですから)。
金額が告げられる。
思っていたより50円安い。
あれ、と思いながらも、支払能力のみならず、僕は暗算能力まで低いのかとガッカリする。
とは言え、安い分にはいいじゃないか。
支払を終えて、外に出て、レシートを見やると、そこに記載されていたのは、ライスではなく...


プレーンナンレシート.jpg



ナンだよそれ!




僕はお店に戻ってそのことを告げる、なんてことはせず、足早に駅へ向かうのであった。
diary |  9:22 AM
February 27, 2011
2月は何かと芝居を観ている。
1コ前の記事に「2月を紛失した」なんて書いたけど、どうやら僕は2月は芝居を観ていたようだ。

特に劇団員が客演するお芝居が2月に集中。
今年はみんなの客演先の芝居をちゃんと観に行こうと目下取り組み中で、今日もこれから杉森の出ているカンセイの法則に向かう。

去年までも時間が許す限りメンバー出演の芝居は観に行くようにしていたけれど、今年はスケジュールをやりくりしてまでも行こうという意気込みだ。
見上げたものだ。

3月のピースピットだけ少し困っている。
稽古が始まっている上に、5本の連作だそうだ。
つるり(辻)は5本目に出ているというし、恭子さんは3本目に出ているそうだ。
こればっかりは、どちらか一本でご勘弁。


みんなのブログもヘビーチェックしている。
なんで急にそんなこと言うかといったら、きんちゃんが「読んでるぜって言ってくれ!」ってブログ上で言っていたから。
コラボだ。

かつろうは久々に、というか、今年に入ってはじめて更新していた。
ということも知っている。

明後日は久々に(と言っても人に個別には顔を合わせるけれど)劇団会合だ。
イベントの打ち合わせだ。
イベント、絶賛申し込み受付中。ココからどうぞ。

diary |  14:44 PM
February 27, 2011
捨てます.jpg

2月の短さよ...。

彼是34年間の経験から毎年分かっていることなのに、2月が28日までしかないことをまるで天災でも降ってきたかのように嘆く我。
わずか2、3日短いだけなのに。

「2月が終わる頃にはこの辺まで出来ているだろう」と2月の頭に思っていたことが、てんで進んでおらず、なんなら2月頭の状態でストップしている。
これは、2月が短いとかそういうレベルの話じゃなくて、どこかで僕は2月を紛失してしまったのだと思う。
まず僕がすべきことは近くの交番か阪急電車の忘れ物センターへ行くことだ。
きっと違う。


夏ぶりに自室の雨戸を開けたら、とても明るい部屋だったということを思い出した。

3月が僕にとって明るいものでありますように。
末尾でよく祈る我。
diary |  12:37 PM
February 24, 2011
きんかん.jpg

とんでもないネーミングの金柑を発見した。

うーむ。

その形状と言い...



いかんともしがたい。
diary |  23:14 PM
February 24, 2011
般°若.jpg

情宣で東京に行ったときに、下北沢の般°若でカレーを食べた。
美味しい美味しいと皆様が言うので、笠原さんに連れて行ってもらったのだけど、僕には合わなかった。
スパイシーなのは良いのだけれど、個別のスパイスと僕の舌が衝突事故を起こしたような瞬間が幾度とあって、「スパイスは混ざりきってこそカレーだろう」と思うのであった。
でも行けて良かった。
僕は僕なりに般°若のカレーを語るコトバを手に入れたのだ。



それにしても、やっぱり僕は2011年に入ってもタイカレーがブームである。
「タイカレー」と言っている時点で一般的なカレーと並列で議論できないということは分かっているのだけれど、なんや言うても僕の中ではココナッツの甘いカレーが一等賞だ。
神保町のメーヤウや京都のアオゾラを超えるカレーのお店に出会いたい。
diary |  22:58 PM
February 21, 2011
どんな業界でも15年継続していればベテラン、場合によっては「職人」だ。
15年間、トンカツ屋さんに勤めてトンカツを揚げ続ければ「トンカツ職人」である。
演劇を15年続けているが、ベテランにはなれても職人にはなれない。
それは、演劇という職業(あえて職業と言います)があまりに難しいものであることがひとつ。
それともう一つは毎日やっていないことだろう。
トンカツ職人は毎日トンカツを揚げているのだ。
毎日揚げて、毎日人前に出すトンカツ屋さんに対し、
毎日稽古して、毎日本番を迎えるわけではない劇団。
家庭で母親がトンカツを揚げる頻度を思うと、考えるのが怖くなる。
母親が揚げるトンカツ。美味しければそれでいいんじゃないだろうか、とも思う。


期間限定の想い。
diary |  1:27 AM
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