売込隊ビーム所属、劇作家・演出家、横山拓也のブログ
July 16, 2011
今日は朝から劇団ひまわりで稽古。
昼から夕方まではNMSの最終稽古。
親友のウォーリー木下さんがドーナツ片手に通し稽古を観に来てくれた。
クスリと笑って帰っていった。
稽古の後、関西小劇場界のドン、小堀純さんのところへ「エダニク」の情宣へ。
綿業会館の造りに感激する。
「横山このあと時間あるか?」
とお誘いを受け、
「もちろんです」
と、はじめて小堀さんとサシでお酒を飲むことに。
天満まで散歩がてら歩き、ポテトサラダがやたら美味しい小堀さん行きつけのお店で3時間、太融寺周辺で2軒目2時間、計5時間ご一緒させてもらい、ご馳走になる。
最後の1時間はお酒でボリュームが下がった小堀さんの言葉をヒアリングするのに必死だった。
終電逃した僕だけど、お車代までもらって本当に良かったのだろうか...
甘えまくってしまった。
たくさん書きたいことあるけど、まとめきれないので、またいずれ小出しに。
ごちそうさまでした。
解散。
とりあえず歩いてコモンカフェに向かったら、正一さんネギさん永津さんトモちゃんが仕込みをしていた。
0時まわってますぜ。
明日本番かぁ。
気合い入れていこう。
皆様、当日券もございますので、どうぞコモンカフェへGO。
July 15, 2011
MONO制作お手伝いの軽尾さんが今回のバックステージ写真を送ってくれた。
嬉しい。
この公演では、舞台上で撮った集合写真を額に入れてプレゼントしてくれたりと、やたら思い出に耽ることができるアイテムが部屋の中に転がっている。
見ちゃうよね。
送ってもらった写真。
いい写真がたくさんあったのと、個人的に「初舞台云々...」の自慢のし納めとして、何枚か掲載して締めくくるよ。
役者として土田さんからダメ出しをもらう僕という画。貴重だ。
必死に稽古する僕のすぐ後ろで、吉川莉早さんが完全に茶化していたことが判明。おれホンマに必死やってんけどっ!
なんて楽しそうな楽屋。鏡前を演劇人生ではじめてもらった。役者として参加することで、普段出来ない関わり方ができて面白かった。本番前の握手とか、なんかいいもんだと知った。
頼れる相方。七味まゆ味さん。この人と一緒に共演したい人たくさんいるだろうに...(その筆頭に高阪くんがいるのだろうけど)。僕なんかがすみません。でも初舞台のお相手が七味ちゃんで良かった。むちゃくちゃ助けてもらった。ありがとう。
というわけで、ここいらでもう思い出封印。
次の現場に打ち込みます。
July 15, 2011
稽古三昧。
NMS「紛れて誰を言え」は昼から夜までぶっ通しで稽古。
正一さん、永津さんの魅力を余すところなく板の上に乗せていこう。
2人ともタイプは違えどパワフルな役者さん。
僕の緻密な会話の中にも、そのパワーを遺憾なく発揮していただいている。
芝居の精度もかなり上がってきており、「今年の横山は豊作だなぁ」と言わしめる一本になりそうな予感。
7月
そして、下の写真はエダニクの稽古風景。
演出家によって、僕の作品もここまで印象を変えるか、と。
原くん、夏くん、緒方さんは、そこに生きられる役者さんたち。
めちゃくちゃ上手いと思う。
演出の一軒さんは、可能性・選択肢を見つける王様。
僕は稽古を見ながらクスクス笑う。
「自分のセリフ好きやねんな」と一軒さんに言われたが、芝居が面白いから笑っていたのだ。
自分のセリフ、好きだけど。
明日は、劇団ひまわりの若い子たちと芝居づくり。
9月に拙作「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」を上演する。
6年も前に書いた作品なので、色々手を入れた。
稽古も軌道に乗り始めていて、若さでぐいぐいスピードを上げていってほしいと思う。
詳細は後日。
July 12, 2011
何かに追われると、突然楽しかった近い過去を引っ張り出そうとする。
感傷に浸ってる暇なんかない、みたいなことをついこないだ書いた矢先に。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに。
THE END OF THE WORLD妙にクリアなボーカルにはまって何回も聞いてしまう。
だんだん尾方さんに見えてくるし。
時折聞こえるテルミンらしき音色がなんとも。テルミンなのかしら。
テルミンと言えばコチラ→
Brand New Season
July 09, 2011
MONOの打ち上げ明けの火曜日は午前中に劇団ひまわりへ、午後から声優事務所へ、夕方から「紛れて誰を言え」稽古、夜僕の車に数人乗り込んで東京へ、翌水曜日朝方着、昼は三鷹でサンプル観劇、夜は渋谷でタカハ劇団観劇、そのまま車で帰阪し、翌木曜日は午前中から声優事務所...という久々ハードな数日を過ごした。運転できるの僕だけってのは今後御免被りたい。
しかし年食ったせいか体力が減少気味。栄養つけなきゃこの夏、溶けて消えてしまうぞ。
さて、タカハ劇団。
作演の高羽さんとはとあるお仕事でご一緒してからの仲なんだけど、作品がむちゃくちゃ好み。
今、渋谷のGallery LE DECOでやってる「完璧な世界」もとても良かった。
らしさ満点の世界観、痛々しい人間関係、意外な構成力、秀逸なラストシーン。
ラストシーンで言えば、僕が「俺のカーオブザイヤー」では選べなかったやり口で終わらせている。
銃声を響かせて終わるか否か、というところだ。
「完璧な世界」は、ギリギリのところで終わる。最後に服を掴む手が鮮烈に記憶に残る。
是非大阪でもやってほしい作品のひとつだ。
インディペンデントシアターなんかでやったら、間違いなくハマルよ。
July 08, 2011
「空と私のあいだ」が終わり。
代役だけど、役者という貴重な体験をさせてもらったこの公演。
本当はこの代役が決まるまでの美談をこれでもかと書いてやろうと思っていたのだけど、それもなんかなぁって。
公演が終わってからも、喫茶店に向かう道や、お風呂や、車に乗っているときなど、気がつくとセリフを喋っている自分がいて。
別に懐かしんでいるんじゃなくて、あの1日でセリフを入れなきゃいけないという恐怖から、とにかく暇さえあればセリフをブツブツ言う習慣がまだ抜けないだけなのだ。
もう終わったんだからいいんだよ。と言って聞かせているのだけど。
公演翌々日、東京の三鷹でサンプルの公演を拝見した際、一人のお客さんに「横山さんですよね?MONO観ました」と声を掛けていただいたことが、もっとも驚いた。
東京だよ、ここ。
舞台に立つことの威力を知る。
それにしても、僕って面白い顔してるなぁ。→
空と私の開店準備ブログあまり感傷に浸る時間もない。
来週末にはNMS「紛れて誰を言え」が控えている。
ラジオドラマの脚本も今月中だ。
8月の「エダニク」に向けても諸々あるし、アイホールの高校生戯曲講座の準備も挟まってくるし、9月にやる公演も週に2、3回稽古をやっている。
秋頃、まとめて感傷的になってみようかと思う。
July 01, 2011
昨日うちに泊まりにきて、僕の隣で寝ていた上田康人くんから
「横山さん、うなされてましたよ」
と聞いたときは笑えなかったけれど、とにかく、初日は何とかクリアした。
どんな理由があっても、どんな言い訳をしても、お客様にとっては関係ないこと。
僕は役者経験がゼロだけど、芝居を15年も作ってきている。
やればできるものだ。
今日観に来てくれた劇団員のかつろうや謹ちゃんが、僕の初舞台にドキドキしながらも、役者横山を評価してくれたことが、なんだかこそばゆくも嬉しかったし、ホッとした。
残りのステージも何とかしたい。
毎日が緊張感。
しかし、こんなにたくさんの人から労いのコトバをもらったのは初めてだ。
なんだか充足した気持ちでいる。
この気持ちの半分は高阪くんに届けたい。
全部終わったら、もう少し詳しく書きたいなと思う。
June 30, 2011
僕は今、とんでもない状況にいる。
でも、ここで立ち上がらなければ、一緒に1ヶ月稽古を共にやってきた高阪くんに申し訳ない。
高阪くんも今頑張っているだろう。
僕も負けずに頑張りたい。
出演者降板のお知らせ
June 25, 2011
NMS「紛れて誰を言え」がまだ書き上がらない。
今年の2月に名古屋で既に20分バージョンをやっているので楽勝ムードだったが、思わぬ躓きがあって、リスタートがなかなか切れなかった。
ここにきて「20分のモノを60分に延ばす」という考え方を捨てて、前回リビングだった場所も捨てて、あと何を捨てたら書き上がるだろうか。
正一さんが今週末化石オートバイさんにご出演中なので、月曜までにはなんとかしなければ。
ていうか、永津さんは多分首を長くして待ってくれていることだろう。
ああ、申し訳ない。
ひとつ前の記事が「うどんツアー」であることも、ここにきて痛々しさが目に余る。
今、NMSを含めて4本の舞台に関わっている。
同時進行の数で言うと過去最多かもしれない。
これは気を付けて渡っていかないと、大きな事故に遭ってしまう。
きちんと手を上げて、左右確認して渡ろうと思う。
ただし、もう顔はこんな感じで蒼褪めているけれど。
June 23, 2011
お休みを利用して、香川県にて白くて細くて長くてコシのあるものを食べるツアーをしてきた。
振り返れば15年ぶりだ。
大学生だったあの頃は、友人の田舎に3泊くらいして、「うどんしか食べちゃいけない」ルールの下、最終日に参加者全員がギブアップして、モスバーガーにむさぼりついたという記憶がある。
今回は1日で4軒巡る。
結果的に最初3軒は2時間で回った。
本当は6軒くらいピックアップしていたんだけど、お腹が言うことをきかない。
丸亀市猪熊源一郎現代美術館にて杉本博司氏の展示を見たり、ゴルフ場に隣接されたやかましい喫茶店でチーズケーキを食したり、温泉施設で塩サウナに入ったりして「うどん気分」を再度盛り上げる。
いやぁ、讃岐うどんあっぱれ。
今回たいらげた記録写真を掲載して、さいなら。
谷川米穀店山越
がもう