売込隊ビーム所属、劇作家・演出家、横山拓也のブログ
January 06, 2012
初夢は、1メートルくらいの巨大ミミズを掘り起こし、誰かの軽自動車が略奪され(巨大ミミズに)、町を暴走する(巨大ミミズが)のを傍観する(僕が)...というものであった。夢の話ほどつまらないものはない。
皆様、本年も宜しくお願いいたします。
December 26, 2011
僕の短期間の急激な体重増加や、ずっと続く膨満感、腰痛などは、どうやら胃潰瘍の症状らしく...
胃潰瘍って腹痛などの自覚症状がないことも多いという。
そして、父親がピロリ菌の保菌者だということも判明。胃潰瘍の7割がピロリ菌からだそう。
...当てはまることばかり。
明日重い腰上げて病院行ってきます。
とは言え、検査の予約をするだけになるかと思うけれど。
年末の月曜日。病院混んでるだろうな...(去年も同じような記事書いたような)。
しかし、僕はいたって元気なのだ。
色々提出すべき仕事が溜まってきたけど、僕は元気です。
決して仕事が遅れていることに対する保険でこんなこと書いているわけではないのだ。
本当なのだ。
「なのだ節」には説得力がないけど本当なのだ。
この件に関してひとつ言い訳をするならば、この週末は年賀状に時間を取られ過ぎたということだ。
やるべきことの優先順位を間違えたかもしれない。
それについては反省しているのだ。なのだ。
「なのだ節」だよ人生は。
December 22, 2011
火野正平について調べたいが、調べてしまうと台無しだ。
僕は【火野正平】を【松山千春】だと思い込んでおかなければならないのだ。
掴みどころのない冒頭。
お酒の席で出た話だから当然である。
来年、もっとも関西小劇場界を騒がせるであろう企画が持ち上がっている(お酒の席で)。
それは、火野正平の半生に光を当てた一人芝居だ。
七夕会第一回公演「タイトル未定」
作 稲田真理(伏兵コード)
演出 ウォーリー木下(sunday)
出演 横山拓也(売込隊ビーム)
どうすか、この並び。
来年のINDEPENDENTにねじ込んでもらうか、それを拒否されたら真裏で1stでぶつけてINDEPENDENTをツブシにかかるという意気込み(お酒の席の話)。
先日、七夕会の忘年会を催した。
前回の七夕会が僕が「空と私のあいだ」で代役を務めることが決まる前日だったこともあり、僕の役者デビューの話に触れ、更にマリリンのOMS戯曲賞佳作受賞お祝いを兼ねた今回の会だったので、マリリンの今後の劇作への取り組みなんかについて話題が及ぶ(お酒が入る前くらいなのでまだマジメな話題)。
木下さんの近況、「牡丹灯籠」や「ゴドー」の進行状況なんかを聞きながら、お酒が浸透してきた辺りで、上記企画が持ち上がる。
マリリン作、木下さん演出で、僕が役者という役割が決まったところで、一人芝居を書いたことがないというマリリンのモチーフ探し。
マリリンの筆致を広げるために、「自身との格闘」というこれまでの動機を離れて、「他者を描く」というところに挑戦してみては、ということになり、「たとえば誰のことなら書けそうか?」という質問に、マリリンが「火野正平」と答えた。
僕は火野正平のことを名前くらいしか知らないので、松山千春みたいな人だろうと勝手にカテゴライズした。
「よっこんは火野正平を演じるけど、松山千春だと思って取り組めばいい」
という演出の御墨付きをもらったので、僕は安心して役作りに集中できる。
というわけで、2012年秋、いよいよ七夕会の演劇活動と、僕の役者人生が華々しくスタートする(しない)。
December 18, 2011
僕の人恋しかった一週間の動き。
月曜日。来年冬の公演の打ち合わせをしてから、来年夏の公演の打ち合わせをする。タイムトラベルのような感覚...になれたらいいけど、タイムマシンはそんなに簡単な機械じゃない。打ち合わせ後、劇場近くに新しく出来たという居酒屋さんに連れていってもらい、美味しい料理をご馳走になる。
火曜日。来年春の公演に使う資料を頂きに、久々にメイシアターの古矢さんを訪ねる。古矢さんは芸大の大先輩でもあって、たびたび良くしてもらっている。本当は一杯行く予定が、随分と偉くなってしまった古矢さんの「待機」というお仕事のため、コーヒーだけいただいてサヨナラ。
水曜日。劇団ひまわりでお仕事して、阪大で授業して、夜はマリリンとお茶。OMS佳作受賞後の心境をインタビュー。マリリンと別れた後は桃子とお茶。何も受賞していない彼女の近況をインタビュー。お年頃の女子を一晩に2件掛け持ちするなんて、若い頃の加納典明か僕しかいないと思った。
木曜日。尾崎商店の忘年会に無理矢理参加する。制作の尾崎くんは、芸大のときの同級生でありながら、今年のエダニクで始めて現場を同じくし、ようやく友人になれたという稀有な関係。秋津ねをさんのご自宅で僕がリクエストした幻の豆乳鍋をいただく。これが食べたい一心で関係ない僕が制作さんたちの忘年会に紛れ込むという厚かましさよ。
金曜日。劇団ひまわりでお仕事をして、夜はラスタホールで台本講座。終わってから若者たちとマクドでお茶をする。ちょっとした相談に乗って、すぐ帰ればいいのに、なんかイッチョ噛みしたい性格というか、それこそ人恋しさからか、若者たちの企画会議に偉そうに参加して、いよいよ居辛くなって退散する。
土曜日。ワークショップ研究会に参加したのち、アイホール館長に少し相談事。帰り道アイデアが浮かんだ。夜は男肉duSoleilを初観劇。笑えて、ダサ格好良くて、くだらなくて、痺れるパフォーマンスだった。高阪くんの驚異的な回復ぶりを目の当たりにする。終演後、「空と私~」でご一緒した長田さんと軽尾さんと難波で豚を食べた。
日曜日。ウォーリー木下さんとマリリンとの「七夕忘年会」にこれから出掛ける僕です。
December 12, 2011
気がかりな案件がようやく片付いて、明日から執筆に時間が割けるようになる。
だけど、なんだか年末になると急に人恋しくなると申しますか、新旧問わずたくさんの友人や先輩、後輩に会いたくなる症候群発生で、思い立ったように連絡を取り、予定をバシバシ埋めていく僕なのだ。
昨日は皆既月食ということで、旧友の新しい家の駐車場からその様子を眺めた。
すると鼻水が止まらなくなった。
そうそう。先日、OMS戯曲賞の公開選評会に顔を出した。
この夏ご一緒した林くんの「サブウェイ」が見事大賞、そして、盟友マリリンの「幸福論」が佳作受賞。
2人の名前が呼ばれたときは、ゾワっとなった。
隣に座っていたサリングちゃんや原くん、後ろにズラリ並んだサブウェイメンバーと大きな拍手を送った。
そう言えば、今日は劇作家協会新人賞の公開審査会だ。
行けなかったけれど、高円寺でも素晴らしい夜を迎えた劇作家の方がいらっしゃるわけだ。
冬は特別な思い出が多い。
思い出に浸ってばかりじゃアレだから、未来のことも掴みたい。
来年は3本新作を書く機会を頂いている。
年内に1本は目途をつけたい。
まずは近い未来を掴むところから。
November 28, 2011
津あけぼの座で「M-PADリーディング一挙上演」観劇。
関係各所とお顔繋ぎしていただくこともあって、三重には昼に入ったのだけど、これが本当に良い出張になったのだ。
リーディングも良かったけど、あけぼの座の客席最後列から満席のお客さん方の背中を見て、妙な興奮を覚えた(性的なものではない)。
打ち上げにも参加させていただき、三重の演劇の中核を担うお二方とたくさんお話しさせてもらった。
津に合宿に来ている東京のカトリ企画の役者さんたちとも知り合えた。ここに来て、自分が足しげく東京に通って観劇してきたことや、津留崎さんにビームに出てもらったことなんかが繋がっていって、なんか、笑っていいとも!のテレホンショッキングが言ってることも満更じゃないな、と思った。
そういう意味でも、本当はINDEPENDENTの千秋楽には顔出したかったんだけど...行けずに残念。
それにしても今回の訪問で、自分がイメージしている近い未来を少し手繰り寄せることができたように思った。
そして、名阪国道は一般道だからスピードの出し過ぎには気をつけようと思った。
November 18, 2011
早起きして仕事している。
昨晩、またしても頭痛で倒れるように寝てしまったからだけど。
それにしても頭痛と腰痛のダブルバインドはいつまで続くのだろうか。
Twitterにも書いたけど、バンテリンが出している腰バンドを購入した。
腰痛持ちのベテランに相談したら、痛みの原因をつきとめるために病院に行った方がいいと言う。
頭痛に関しても、多くの方々に病院に行った方がいいと言われる。
行った方がいいのは重々分かっているのに、どうして病院に行く時間を作らないのか。
頭痛は、痛みが発生しているときは動きたくないし、痛みが発生していないとき(ほとんどの時間がそうである)は行っても説明のしようがない、と思ってしまうわけだ。
腰痛は慢性的な痛みになってきてるから、今月中に行こうと思う。心のどこかで今月中には自然と治ると思ってもいる。
さて、病気自慢ほど退屈な文章は無い(でも、自分のブログだからいいじゃないか、と開き直りもある)。
最近は来年の企画に向けて具体的な動きが活発化しているよ。
アイデアや書きたいこと、やりたいことが失せないうちは、まだこの仕事をやり続けて良いのだなぁと思う。
昨日出したプロットに手応えを感じて、また週明けまでに別のプロットを一本作る。
それを作るための資料として借りている本を読むのが楽しみ。
なのだけど、資料を読むのによく使うスタバがクリスマス仕様になっていて、変に落ち着かない。
店でかかっているクリスマスソングが耳に入ってくる。
あれって、自分の興味や関心にかかわらず、どうして切ない気分になるのだろうか。
「お前本当は寂しいんだろう」と音楽に尋ねられる気分は、クリスマス業界(?)による、長年に渡るマインドコントロールなのか。
沖縄の民謡や、日本の古い歌が決まった音階の中で作られるように、クリスマスソング独特の音調というか、コード進行があるのだろうか。
こうやって疑問を呈しておかないと、知らず知らずに精神がクリスマスに侵されてしまいそうだ。
別にクリスマスという行事を批判しているわけではないよ。
年末ってこともあって、なんとなくワクワク(ハラハラ)する気分も理解できるし、人からモノをもらうのが嬉しいことだというのも知っている。
ただ、誰彼構わずその空気の中に閉じ込めようとする社会は少し居心地が悪いけれど。
November 11, 2011
チャーハンくんがtwitter上で「エロい企画の話もしなきゃね」と話しかけてきた。
誤解だ。
あれは前にNMSの打ち上げで話していた「家でやれよ」という新しく立ち上げるイベントのことだ。
「家でやれよ」は、参加者の女性に自分のおっぱいの絵を描いてもらったりするイベントだ。
決してエロい企画ではない。
ちなみに主宰者は僕とチャーハン・ラモーンと男肉 du Soleilの制作の
小山佳織さんの3人だ。
小山さん、勝手に名前出されたことを知ったらきっと怒ると思うけど。
私違いますって言うと思うけど。
いつか、コモンカフェとかでやりたい。
こんなゴミイベント、山納さんが笑いながらやらせてくれないだろうけど。
まさに「家でやれよ」。
きっと家でもできんわ。
November 11, 2011
キセル「夜の名前」がヘビーローテーション中。
AKASOでのワンマンライブ、すごく良かった。
来年の企画のために図書館通って資料集め。
来週までにプロットをまとめなければいけない。
東京で芝居を4本観る。
ENBUゼミ、岡崎芸術座、箱庭円舞曲、競泳水着。どれも良い作品だった。
太ったことを理由にパンツを2本購入した。
GUNHOとKAPITALの。この冬のレギュラー確定。
12月に収録と放送があるMBSのラジオドラマの稽古の日々。
キャストの1人が読み合わせで号泣していて、変な自信がついてしまったことは隠しておきたい。
阪大で演劇の授業を3回やった。
僕の学歴コンプレックスは、そこに身を投じることで払拭できるかもしれないと思った。
November 07, 2011
「髭剃り」に派閥があるならば、僕はT字カミソリ派なんだけど、電気カミソリも一応持っている。
電気カミソリを持っていて困るのは、替刃の時期だ。
大抵のメーカーが「え、そんな早く替えなアカンの?」っていう短いインターバルを推奨していて、
多くの消費者はそんな短期間では刃を替えていない(と思う)。
内刃、外刃ってあって、それぞれ交換時期が違うのも厄介だ。
車のエンジンオイルの交換時期も同様に思うけど(エレメントの交換もあるし)、関係ないから触れない。←触れたやん。
で、僕の電気カミソリも彼是5年くらい刃を替えていない。
ときどき家電量販店で、そろそろ買っておこうかなぁって思って替刃コーナーに立ち寄る。
内刃外刃どちらも購入しようとしたら5千円以上掛かることを思い出す。
メインで使用しないものにそんな5千円とか、ちょっと、ねえ...と、止める。
そんなことで5年が経った。
で、僕はついこの前思ったのだ。
もういっそ替刃を買うのをやめて、新しい電気カミソリを買ってみたらどうか。
売場を見る。
すると、3千円台で今使ってるやつより上等なのが置いていたりするのだ。
替刃より安い本機。危うし、日本経済。
その髭剃りを買ったのさ。
でも、あくまでメインはT字だぜ。知らんがな。