売込隊ビーム所属、劇作家・演出家、横山拓也のブログ
January 25, 2012
2012年上半期の僕関連の演劇の予定を書き出してみる。
【3月23日〜25日】NMS東京公演「紛れて誰を言え」(作、演出)@こまばアゴラ劇場
【4月1日】コンブリ団「ムイカ 再び」(ゲスト出演)@ウィングフィールド
【4月6日〜8日】劇団ひまわり研究科公演「お気に召すまま」(作、演出)@ウィングフィールド
【4月20日〜22日】Aripe「人の気も知らないで」(作、演出)@カフェスロー
【6月上旬】宮川サキ+Sun!!二人芝居ユニット サキトサンズ「梨の礫の梨」(作、演出)@大阪市内某所
実に4本の作演出。内2本「人の気も知らないで」と「梨の礫の梨」はどちらも女性ユニットに書き下ろす新作だ。
「紛れて誰を言え」も3話目を書き加えることにしている。
さらには、まだ発表できないけれど、7月にもう一本新作を打つことになっていて、今、何の作品の資料を読んでいるか分からなくなったり、図書館で一番遠い公演の資料ばかりを借りてしまったり、混乱気味。
ほんでサラッと書いたけど、はしぐちさんにお声を掛けていただき、「ムイカ」(第17回OMS戯曲賞大賞受賞作)にゲスト出演で役者としても舞台に立たせてもらうことになっている。
なんだこれは。演劇祭でも行われているのだろうか。僕の中の。
くたばらないように、しっかりやる。
って普通の宣言しかできないよ。
今年は「エダニク」を越えられる作品をつくりたい。
だから、僕に好きに書かせてくれる方々に感謝しながら、しっかり書く。
それだけです。
January 24, 2012
ミジンコターボの片岡くんと中崎町の「力餅」に行った。
男二人じゃアレだから、ってわけじゃないけど、同じくミジンコの竜崎さんと、「紛れて誰を言え」稽古終わりの永津さんと4人で温かいものを食べた。太陽ノ塔というカフェでケーキセットも食べた。
温かいものや甘いものを食べながら、先輩風を吹かして、苦労話や自慢話、小言、小話、愚痴、自慢話、愚痴、小話、小言、自慢話、小話、苦労話、小話などを3時間喋り、僕にとって至極の時間、僕以外にとっては地獄の時間を過ごした。
少し面白く書こうと思ったら、ただの嫌な奴になってしまったけれど、結構こんな感じだったかもしれないし、まあこんな感じだったと思っておいた方が安全だろうと判断して、このままUPする(小話そんな多くなかったですよ、と指摘されるのが一番恥ずかしい)。
22時からはNMS東京公演の親睦会。
2月以降の稽古日程も見えてきて、一日に三件別現場の稽古を回るという日もチラホラ。
今震えているのは寒さのせいじゃないような気がしている。
それと、片岡くんとは力餅でもカフェでもまったく同じメニューを頼んだため、本日の排泄物の内容がほぼ一緒であろうと考えると、震えが止まらない。
January 22, 2012
2年くらい前から雑貨屋や家電量販店なんかに売ってるのをよく見かける、「マッサージクッション」をご存知だろうか。
一見、普通のクッションに見えるのだけど、その中には揉み玉が仕込まれていて、電源を入れたら作動、普段使っている椅子やソファーがマッサージチェアに早替わり!っていうもの。
僕は、雑貨屋でお試しコーナーがあれば必ずそれを試し、その度に欲しいと思って値札とにらめっこしてきた。
そのにらめっこには全勝で、僕はニコリともせずにその場を立ち去るのであった。
高いんだもの。
7000円はどうかと思う。5000円なら考えるのに。っていつも思う。
しかしだ。
帰宅しては、「ああ買えば良かった」と毎回思うことも事実であった。
あまりにも欲しくて、去年の今時分、後輩の彼女が持っていると聞きつけ、頼み込んで数週間貸してもらったくらいだ。
顔も知らない後輩の彼女のマッサージクッションを借りるなんて、今考えても相当横暴な行為だったと思う。
もう買っちゃえよ俺、と何度も思った。
後輩が「良かったらあげますよ」って言ってくれないかな、と思った夜さえあった(それは酷い)。
ひとつもそんなこと言い出しそうになかったので、ちゃんと菓子折りつけて返却した(当たり前だ)。
そして、去年の秋からずっと腰痛に悩まされている僕は、ついに決心した。
買う。あのマッサージクッション買う!
ということで、今日、宅配業者が持って来た。
ついに手に入れた。
僕だけのマッサージクッション。
揉み上げてみたり、揉み下げてみたり(上下を逆にするだけだ)。
ああ、なんて素晴らしいのだろう。
この商品を考えた中国人に菓子折り渡したい。
試してみたい人、僕んち集合。
January 21, 2012
雨の朝。
他に誰も客がいない小さな小さな純喫茶にて、こっそりとミーティングをする。
単独では今回はじめてご一緒する制作さんとの作戦会議は、僕が予想していない(持っていない)情報や人脈で新風を吹き込んでくれる。この真冬に春風のような爽やかさを伴って。
色々と上手くいきますように。
昼からはいつもお世話になっている、とある劇場の館長に報告と相談事。
聞きに行けば丁寧に教えてくれる。
これって嬉しくてありがたい関係だなぁと思う。
良い作品を生み出すことで恩返しになればいいのだけど、そう言うからには良い作品を生まなくてはいけない。
なんだか今日だけで今まで持っていなかったカードを何枚か手に入れた気分。
トランプで【7並べ】をしていて、「7.5」とか「6.5」とか出されたら驚くでしょう。
そんな感じ。
...例えが下手でも肩書きは劇作家でございます。
January 21, 2012
4月の公演の台本を書きながら、その先のいくつかの公演の話が並行して進む一日。
自分のイメージに近い未来が見えてくるとテンションが上がる。
明日は朝から2012年末〜2013年頭に打つ公演の打ち合わせだ。1年後の話。それどころか、僕の中では2013年の秋頃を想定した公演のことで頭がいっぱい。でも今は今年4月の台本を書いている。軽い脳しんとうレベルのタイムパラドックス感。タイムパラドックスの使い方、間違ってるようで僕の中ではなんとなく合っているからノータッチでお願いします。
震災以降(阪神も東北も)、未来は常に白紙と思って生きているけれど、スケジュール帳に書き込まれたところまで(書き込まれた予定)は「今」だと考えていいと思う。
それ以外に「今」や「現在」を示す時間は存在しないから。
「今」がそのスケジュールを管理しているのだから。
だからその「今」を「現実」に変えられる世界であってほしい。いやいや、他力本願じゃなく、そういう世界を作っていこうぜい。
最大級の「この指止まれ」宣言。
シラフです(ゲコです)。
January 19, 2012
昨年12月に放送されたラジオドラマがMBSのポッドキャストに上がっている。
聞き逃した方は是非。
MBSラジオ1179ポッドキャスト 大阪ガスpresentsラジオドラマ「LOOP」
リリパの千田さんとビームの謹ちゃんが、「声」という技術を駆使してくれている。
他にビームから、山田かつろう、三谷恭子、杉森大祐、辻るり子が出演。
配役は、
マリコ(千田訓子)
ミナミ(千田訓子)
ミナミの前に座る男(宮都謹次)
マリコの旦那(宮都謹次)
マリコの弟(宮都謹次)
ミュゼの店員(辻るりこ)
ループを訪ねる女子学生(三谷恭子)
パームスバーテン(山田かつろう)
ライフのDJ(山田かつろう)
ライフの従業員(杉森大祐)
でした。
写真には竹田桃子があたかも出演者かのように映っているけど、収録の見学に来て、最後まで残っていたことでカメラマンの方から入ってくださいと言われて写真に収まり、こういう広報的な使われ方をする写真とは思っておらず、自身としてもここに並んでいることは本意ではないと思うが、そういうもんだと思って諦めてもらおう(本当はガヤで少し参加しているのだけど)。
January 18, 2012
そういえば、昨年末、自分の体調について仰々しく書いてみせて、
一部のファン(未確認)の皆様にご心配掛けてしまった件について、
検査結果が出たので、僕にはお知らせする義務があるだろう。
友人の指摘により、既に胃潰瘍の可能性は低いと言われていたのだけど、
その通り、胃潰瘍ではなかった。
ピロリ菌もいなかった。
コレステロール値だけが結構高かった。
まあ、結局は僕の体重増加は中年太りということだ。
そう書いてみて、虚空を見つめる自分がいる。
中年...か。
そりゃそうだ。
平均寿命の半分近くまで年を取っているのだ。中年以外の何者でもない。
「僕はぁぁ、チューネンでぇぇす!! コレステロォォォォル!!」
と泣き叫びながら、北摂のどこかの町を駆け抜けている中年男性を見かけたら、それはきっと僕だ。
もし捕まえることができたら、黙って強く抱きしめてやってほしい。
そして、阪急電車か阪急バスに乗せてやってほしい。
あとは一人で帰れます。
なにとぞ。
January 17, 2012
ブログをさぼっていることを指摘されると、数日間は更新頻度が上がる横山です。
さぼるも何もないんだけど、読んでくださる方々がいることに感謝はしたい。
サンキュー(軽い)。
さて。
半年掛かりでやっていた編集の仕事がようやく下版となり、厄介だった案件がひとつ片付いた。
帰り道、自分へのご褒美に、モコモコソックス3足組を購入した。なんと、通常1000円のところ、半額の500円というから驚いてしまった。
あの、モコモコしたソックスが、実に3足も入って、500円というのだ。同じことを2回書いてしまうほど驚いた。
これを底値と言わずして、何と表現しようか。
Twitterでつぶやこうかと思ったけど、荒れると思ってやめた。NY市場が荒れると思ってやめた。
(もう一足は今履いてるからさ)
意気揚々とレジに持っていったら、1000円ですって言われてまた驚いた。
万歳、なしよ。
いやいや、表のワゴンの看板には確かにモコモコソックス3足500円って書いてあっただろう。もう3回目だよ。
お兄さんに詰め寄ったら、「申し訳ございません」と言って500円にしてくれた。
(以上、他愛も無い話の代表例)
ヒヤヒヤさせられた。
モコモコのヌクヌクを買うのに、ヒヤヒヤさせられるなんて、「スイカに塩かよ」って思った。...え何どういう意味?
書くこと無いのにブログ書いたらこういうことになるので注意しようと思う。
読んでくださる方々がいるんだもの、反省せねば。
めんごです(軽い)。
January 16, 2012
ちわー。よこやまです。
と、三河屋さん風に挨拶してみたのは単なる気まぐれ。
そもそも「三河屋さん風」とは?
さて、昨日は石原正一さん主催のNMS第10回公演「アイ・アム・ウェイティング・フォー・ザ・マン」を観劇した。
面白かった。
かしこぶって色々書いてみたりはしないけれど、役者そのものを、正一さんと七味ちゃんの生身の身体を通じて「ゴドーを待つ行為」のひとつとして描いたのが興味深かった。
木下さんは演出の人というイメージだけど、舞台に立ち上がってくる言葉の選択も非常に巧みだ。もう少し自分のアンテナが敏感であったら、と思うし、そうであったとしても許容量を超えそうな気もする。
整理するために、取り急ぎ「待つということ」(鷲田清一著)の後半部分を読み返してみた。
さておき。
昨晩は、NMSの最終回ということもあって、打ち上げに参加させてもらったのだけど、それは楽しい会であった。
気分よく喋らせてもらったり、注目を集めることを許してもらったり、合算して5分くらいは僕のための打ち上げだった。んなわけない。
NMS東京公演も良いものになるはずだ。
正一さんの台詞がどのくらいの精度で入るのかが見ものだ。
うまく行けばギネスものだ。というのは打ち上げでの話。
申請を誰が担当するか、そのなすり付け合いが印象的な夜だった。
January 15, 2012
報告(自慢)し忘れていたのだけど、正月にパソコンを買い替えたの。
これまで、mac買ったり、dell買ったり、dell買ったりしたけど、macに戻ってきたよ。
ようやくデータの移行も出来たので、壊れかけのレディオ(dell)をシルバーラックの片隅に追いやって、キレイさっぱりした机の上にご鎮座。パンパン(柏手)。
入ってるソフトの関係でwindowsを完全に断ち切れないでいるけど、今後はmacユーザーを名乗って生きていく所存でございます。
これをもって、年頭のご挨拶に代えさせていただきたく存じます。m(_ _)m
ペコリ。じゃない。
にしても、パソコンを買い替えるのは嬉しい反面、非常に面倒なことが多い。
例えば、高校生ウルトラクイズの予選さながら、広大な敷地に集められて、「パソコンに強い人はマル、弱い人はペケに分かれよ!」と福沢アナに言われたならば、僕は散々迷った挙げ句、申し訳なさそうにマルの方に行く...程度のパソコンの知識量である。
(...うん、これは完全に例え方を間違えたね)
ある程度やれるけど、自信は無い。そう言いたかっただけだ。
根気も無いから、メールの設定ひとつとってもパスワードが思い出せなかった時点で不貞寝するし、写真や音楽データの移行に何時間も掛かるメッセージが出た時点で「今日はヤメ」とパソコンを閉じる始末。
そんなこんなで、2週間かけてようやく不自由無く使えるようになりましてん。
わーい。
年始なので、文章が浮き足立ってますが、自覚しておりますのでご安心ください(去年と同じフレーズ流用)。
しかし、松の内も明けようとしているのに、いまだに「年始」だとか言ってる時点で僕はNGかもしれない。
一応言っておくと、ちゃんと仕事もしてますぅ。