売込隊ビーム所属、劇作家・演出家、横山拓也のブログ
March 01, 2012
3月になった。焦燥感。

昨日は昼からアライプ「人の気も知らないで」の稽古第二回目。
作品の共通認識を深め、狙いや演出ポイントなんかを詳しくお話しして読み合わせ。
次回稽古まで2週間空く。後半部分の加筆を誓って解散!

帰宅して仕事して、夜はsunday「牡丹灯籠」稽古終わりの安元さんと田渕くんを拉致してiaku×箱庭円舞曲「庭」の稽古第一回目。
2人とも初見読みから上手い。セリフが面白いこともあって、もう完成したと錯覚した。錯覚としておこう。22時半稽古開始、23時半稽古終了。
NMS「紛れて誰を言え」もそうだけど、アメリカ人が聞いたらアンビリーバボーな稽古時間かもしれない。

そうそう。拉致の直前、牡丹灯籠の稽古場にちょっとお邪魔したのだけど、親しくさせていただいている演劇仲間だらけで、自分の現場かと思うくらいくつろぎそうになった。sundayに入団した気分になった。
特筆すべきは出演者の竹ち代毬也さんに12年ぶりに再会できたこと。OMSアクトトライアル2000でご一緒して以来。って考えたらすごいな。干支一回りだ。アンビリーバボー。


diary |  2:07 AM
February 25, 2012
二週間前も観劇スケジュール立てるのに苦労したけど、今週末もかなり厳しいことになっている。
「庭」に出演してくれる田渕くんが出てる劇団925と、同じく出演者のヨーロッパの酒井くんが出てるイエティはmustで組むとして、三重から来ている劇団Hi!Position!!や東京のカムヰヤッセン、キヨが出ている日本三文オペラに行けないのが悔しい。
伊藤えん魔プロデュースが月曜こぼししてくれているのがありがたい。謹ちゃんが主役と聞いた。
そして、また二週間後もMONO、牡丹灯籠、地中...と重なっている。


例年2月3月ってこんなに公演多いもんだったっけ?
演劇が熱いってことすか?
素晴らしいことだね。

どうでもいいけど、「熱い」って言葉、まだギリダサくないですよね?
ギリかどうかも分かんないけど。で、ダサいってなんだよ!

diary |  13:44 PM
February 23, 2012
どう見積もっても金銭の余裕ないのにiPad2買ってしまったよ。
仕事道具だ、仕方あるまい。って言い聞かせながらニヤニヤ。
付属品で細かな出費がかさむのが憂鬱。って言いながらニヤニヤ。
ニャーニャー。
2月22日が猫の日だとツイッターで知る。

三重文の松浦さんのツイートが面白くて思わずRTした。
飼い猫のこと、自分の子供のためなら代わりに死ねるけど、この猫のためにはギリ死ねないくらいかわいいんだそうな。その分かりにくさと分かる部分のバランスが絶妙。
diary |  0:44 AM
February 22, 2012
iakuプロデュースの「庭」のチラシが今週末からちょこちょこ撒かれ始める。
キャパがかなり限られているので、チラシも簡易なものを数千部だけ。


NMS東京公演のチラシをいただいた。
メンバーの写真が並ぶと、多彩だなぁって思った。関西も十分多彩じゃないか。


Aripeのチラシデザインの校正が回って来た。すごく素敵なイラスト、そしてデザインだった。
タイトルの上に入るキャッチコピーも我ながら決まってるなぁと思った。


サキトサンズのチラシのあらすじはまだ提出できていない。モチーフはかなり強力なのになぁ。
〆切を延ばしてもらって、今そのことばかり考え中。


劇団ひまわり研究科「お気に召すまま」のチラシも大詰め。出演者の一人が作ったのだけど、ヴィジュアル押しのデザインは僕にとって新鮮。仕上がりが楽しみ。


夏に脚本で関わる公演のチラシの打ち合わせを3月の頭にやる。
設定もタイトルも既に決まっているので、イメージの擦り合わせ。こんなんしてるときが一番楽しいやね。


更には3月上旬、東京でiakuの第一回公演のチラシの打ち合わせをする予定。
そうなんです。もうiakuの第一回公演が決まっているの。ちょっと変則的な形だけど。
なんてことを言い出すと、第二回公演も決まっているんだけどね。こっちはちょっと大事(おおごと)です。





diary |  0:04 AM
February 21, 2012
年末恒例。
静岡は修善寺に住む友人を訪ねて温泉に浸かる小さな旅。の振り返りを勝手にやる。
わずかひと月半前に行ったばかりなのに、恋しい。

友人宅に一泊した翌日、友人が仕事に出掛けたために、一人で東伊豆の海岸線に繰り出して、
北川(ほっかわ)温泉、熱川(あたがわ)温泉、大川温泉を巡る。

北川温泉01.jpg

北川温泉は混浴だった。
ムダにドキドキしたが、おじさんが一人いただけだった。

そして熱川温泉。
熱川温泉02.jpg
海辺の温泉に入ってから駅周辺で干物を買ったりした。
営業時間の関係で、ここから北上して大川温泉へ。
入口がすごい。
大川温泉02.jpg
細い石段の方へ案内の看板が。降りて行くと、小川から繋がる土管。
大川温泉04.jpg
土管を進むと...
大川温泉05.jpg
海が見えてきて...抜けて右手に小屋が有り...
大川温泉06.jpg
大川温泉!


管理してるおばあちゃんが息子さんらしい人と電話で話している声が風呂まで聞こえてくる。

「今お客さんおるの。...これでも一日3千円にはなるんやから!」

なかなか大変なお仕事だ。
diary |  22:01 PM
February 20, 2012
小春日和。
♪小春ぅおばさん、逢いに行くよ〜って歌いたくなるヨースイっ。
朝から銀行で振込を数件。もちろん詐欺には十分に警戒して振り込んでいるのでご心配なく、オレオレ。
オレオレで思い出したけど、弟に頼まれて日本代表のサッカーの試合のチケットを申し込まされた。2分で売り切れて買えなかったよオレオレ。
木の芽時にはまだ早いけど、なんか精神がフワフワと浮き足立った冒頭失礼しました。



昨日は林くんや岩崎さん、アイホールさんが中心となって進めてきたワークショップ研究会のクライマックスだった(次回の最終回に参加出来ないから、勝手にクライマックスにした)。
最初の方はオレがなぜそこに参加しているのかさえよく分かってなかったけど、平田オリザさんのWSを体験したり、オレたちでプログラムを作ったりしているうちに、非常に貴重な研究をさせてもらったことに気づいた。
今となっては来年度以降のオレオレの動き方にも大きく関わっている。


一人称を「オレ」や、「オレオレ」で表記してみる実験おわり。


アイホール館長や何人かの方々に3月のiakuプロデュースのことをよろしくお願い申し上げて、夜はNMS「紛れて誰を言え」の稽古へ向かう。
コモンカフェからアゴラに会場が変わるにあたり、ミザンスを整える。
第一話、見違えた。
ここから「紛れて〜」は少し稽古期間が空くので、正一さんと永津さんは精神と時の部屋に入ることになるのだろう。オラも他の仕事がんばんぞ。

23時稽古終了。
稽古後、オラは一人でスーパー(サイヤ人)銭湯(戦闘)に行った。スーパー銭湯に行った。日曜日の遅い時間だし、空いているだろうと思ったら、19歳くらいの若者6人組が3グループくらいあって、ムダにうるさくてグッタリした。

あの年末の素晴らしい東伊豆の露天風呂めぐりが恋しかった。
次回、あのときの写真をムダに何枚もアップしようと思う。
diary |  14:06 PM
February 17, 2012
予定通り昨日「紛れて誰を言え」の第三話を脱稿し、21時半スタートの夜遅稽古で読み合わせをして確信を得た。加えた15分によって、一気に視野が広がった作品となった。
よしよし。
稽古がんばりましょうぞ。


そして、次はサキトサンズ「梨の礫の梨」(なしのつぶてのなし)に取り掛かる。
これはもうタイトルに強度があるので、負ける気がしない(最終的に漢字表記を推してくれたsun!!ちゃんにも感謝)。
勝ち負けじゃないし、誰と勝負してるわけでもないけれど。
強いて言うなら、〝宮川サキ〟という魅力と、〝sun!!〟という存在感に負けない本にしたい。
今は2人から預かってる大切な宝物や、可燃か不燃か分からないとっておきのガラクタ、重量級のエピソードが頭の中に散乱している。
これを整理せず、なんならグルグル撹拌して、グチャっとしたモノに仕上げよう。と思っている。

だから今、「チラシに載せるあらすじ用の文章ください」って言われているんだけど、いわゆる〝あらすじ〟を書くのが困難だ。

睡眠時に見る夢は、一枚の大きな絵画のようなもので、後で自分の都合で順序をつくって物語にしようとするらしい(ってウォーリー木下さんに聞いたことがある。木下さんもきっと誰かから聞いたのだと思う)。
そういうものって、筋で伝えられないんだ、きっと。もっと面で伝えられるコトバを見つけたい。


そのために、



今日は寝ます。



いい夢見ます。



さいなら。
diary |  1:07 AM
February 15, 2012
びっくりするくらい規則正しい執筆生活を送る僕だけど、ココ数日はサイクルが狂ってきている。
早く寝て、早く起きて、日中書けるだけ書くというスタイルがお好みだったのに、ここんところは深夜帯にまで執筆が及んで、翌日に響くという流れだ。
日中、気づいたら1時間ばかし寝落ちしてることもよくあって、打ち合わせとか講義とか稽古とか、外に行く仕事に遅れやしないかとヒヤヒヤする。
戻したいけど、少し書き物と事務処理が混んで来たよ。

今夜中に「紛れて誰を言え」第3話を仕上げるのだ。
第1話で問題提起し、第2話で悪ふざけ、第3話にてシビアに集約する。
うん。短編集の理想的な形に向かっていると思う。

それにしても2人芝居って、2人しか出て来ないから難しい。何を当たり前のことを。
これ書き上げた後も2人芝居の台本に取り組むので、ちょっと趣向を変えてたたかう予定。
サキトサンズ。

あ、宮川サキさんが、来週のNHKヒストリアで憧れの俳優さんとサシでガチンコらしいです。
テレビなんで放映見てみないとどうなってるか分からないとのことですが、昔からサキさんのスタイル知ってる人は必見かと。
diary |  18:25 PM
February 13, 2012
ビームのフライヤーを15年間ずっとデザインしてくれていた81の下元氏に、iakuのロゴを作ってもらっている。
今日その案をもらった。即乗った。
シンプルなんだけどちょっとかわいくて、カッコいいんだよなー。
こういうのって服を選ぶ感覚と同じだと思うから、所詮自己満足かもしれないけれど、自己満足さえできないものと付き合っていくことはできないし。
それって作品も一緒だよなぁ。「満足」っていう言葉は適さないけど、せめて自分だけでも自分の作品のファンでいるところからスタートしたいものだ。
「それじゃ売れないよ」っていう人もいるけれど、【作る仕事】と【売る仕事】は別の人がやった方がいいよね。
どっちも出来る人は稀有。ベストパートナーと組めた人は奇跡。そして多少の妥協をし合いながら組んでいくのが社会ですね。
diary |  23:31 PM
February 12, 2012
それぞれの台本の確認し方がある。
しかし正一さん、それではしんどいでしょうに。
IMG_7512.jpg

さて、NMS「紛れて誰を言え」も当然稽古している。
昨年2月、長久手文化の家の劇王にて第一話を、7月のNMS08で第二話とエピローグが加わり、今回のNMS東京公演でエピローグをカットして、三話目を加える。
まだ完成していないけれど、その構想を話したら、2人とも役者として興奮してくれた。
僕もこれでやっと「紛れて誰を言え」を消化できるように思う。

「おいおい、やいやい、7月にコモンカフェで観たわたしゃどうなるんよ!」って怒らないでください。作品は成長させる機会があってはじめて成長するものだと、わたしゃそう思うのです。
あの時点での「紛れて誰を言え」は、あれで完成だったのだ。
そして、またきっと大阪の皆様の前でも発表できる機会があるはず。
iakuのコンテンツに加えたいと思っているので。

まずは東京のお客様、良かったら観に来てください。
こちらからチケット予約できますさかい→予約フォーム

「紛れて誰を言え」(出演=石原正一、永津真奈)は、
3月23日(金)20時〜、24日(土)14時〜、25日(日)14時〜の3ステージ。
これ書いておかないとね。詳細はコチラ

diary |  20:45 PM
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